キャブレターのメンテナンスはここだけ押さえておけ!!

キャブレターのオーバーホールは意外にできます。

FCR分解

バイクのメンテナンスにおいて、2000年代くらいまではキャブレター式が多かったです。
今はコンピュータで燃料の濃さ、点火タイミングまで変更できますが、吸気から圧縮・爆発
排気を学ぶにはキャブレターがすごく良い材料になります。

キャブレターって難しそうに思えるかと思いますが、押さえるべき点をいくつか押さえておけば
オーバーホールくらいはできます。

オーバーホールができるようになったら、FCRやTMRといったレーシングキャブレターに
交換していっても楽しいですよ。

必ず用意すべきセッティングメモ

キャブレターに手を加える際に、まず第一に用意すべきはメモです。
私の場合はFCRのセッティング出しをしたりするのでノートに毎回のセッティングを
記録していきます。

分解前にメモにAS(エアースクリュー)とPS(パイロットスクリュー)の戻し量が
記載できるようにしておきましょう。

この2つの部分は奥までネジを締め混んでから何回転戻しというようにセッティング
しますので、分解時にしっかりと回転数を測りながら一度締め込み、それをその場で
必ずメモしてください。

これをしなくて分解するとセッティングを出すのは至難の業で、キャブレター初心者
には何ともならない状態におちいります。

しかし、ちゃんとここをメモできたらあとはオーバーホールくらいのことはできます。

 

繰り返しますが、必ず分解前にメモをとれる準備をして、絞め込む回転数をチェック
記録してくださいね。

ネジ類、ジェット類は優しく・弱く扱うこと

キャブレターのボディはアルミ製ですので、強くネジを締めたり、強い力を加えると
簡単にネジがなめてしまったり傷ついてしまってキャブレターがダメになってしまいます。
本当に優しく弱くこんなんで良いのかな?というくらいの締め込み具合にしてください。

ドライバーもレンチも日本の指でククッとするくらいで良いです。

 

シール類は別保管

Oリングやガスケット、ダイヤフラム(CVキャブというノーマルで良く使われている
キャブレターにはダイヤフラムというゴムの膜があります)などは絶対にケミカル類に
触れさせてはいけない。

キャブレターの内部をきれいにしようとすると2から3種のケミカルを使用することに
なるのですが、ゴム部品にケミカルは大敵です。
膨潤といってケミカル類がゴム分子の中に浸透して膨張、変形を起こしてしまいます。
そうなると再組み付けができなくなるのと最悪は性能劣化、破損を引き起こします。

ちなみに、私は初めにCVキャブを分解した際に膨潤させてダイヤフラムが組み付かず
かなり焦りました。

 

部品を並べるパレットが欲しい。

キャブレター内にはジェット類のほかにもボルト類もありますし、それがまた細かいんです。
失くしそうになるのでパレットがあると良いです。
私は100均などで売っているクリアケースのフタを使っています(笑)
これがちょうどよいサイズで、適度な深さと適度な仕切りがあって分解した部品が並べやすい。

絶対に必要かというとキレイな布でも用意してならべておけばよいのですが、私の場合は
オーバーホールでジェット類を一度エンジンコンディショナー漬けにして汚れを徹底的に
落とすことをやるので、ジェット類が漬けて置ける深さのある容器も兼ねています。

 

専用ケミカルを活用しましょう。

長く放置していて調子が悪いようなキャブレターだとガソリンがワニス化してジェットの
小さな孔を狭めていたり、閉じてしまっていることがあります。
この小さな孔をガソリンや空気が流れて絶妙な空燃比を作り出すわけなのでキャブレター
の最重要なのは孔のサイズ。
間違ってもこの孔をきれいにしようとしてピンなど差し込まないようにしましょう(笑)

使うべきケミカルは主に2種類

①パーツクリーナー

②エンジンコンディショナー

キャブレタークリーナーというものもありますが、正直必要ないのでは?と個人的には
思います。私は使っていません。

 

汚れがひどい場合にはジェット類を慎重に外して、エンジンコンディショナーに漬けて
数時間置きます。その後ジェットの孔に吹き込んで貫通を確認してもう数時間。
ここで注意が必要なので記載しておきます。

慣れないうちは必ずケミカルが飛び散ります!!!
そして安全メガネだけは絶対にしておいてください。かなり強力なケミカルなので。
そして、エンジンコンディショナーはたいていどのメーカーのものも臭いが強烈です。
服もそれを考慮したものを着ておいてくださいね(笑)

あとはパーツクリーナーで洗浄してきれいに並べなおしてください。
ここできれいにしておかないとツルツルして組みにくいです。

 

再組立てはメモを見ながら、くれぐれも慎重に

分解の際にチェックしたAS, PSの回転戻し量を見ながら組立です。
これは何度も記載しましたが、キャブレターの部品はアルミボディに組んでいます。
ネジ山も細かいので簡単になめてしまいます。

締め込みは本当に軽くです。軽く、慎重に、ていねいに。

なぜここまで言うかというと、私は一つダメにしたことがあるから・・・・
それもFCRを・・・・

キャブレターがいじれるようになったらメカニック!!という感じがするじゃないですか。
チャレンジしてみてバイクマニアになっていくこと間違いなしのメンテ項目です(笑)

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